4月になり新生活がスタートした学生や社会人の方々が多いと思います。生活や仕事が慣れないと、適切な睡眠時間がとれなく仕事中にうとうとしちゃったりするよね。夜の睡眠が適切でない場合、仕事中に眠けが襲い、全く仕事に集中することができなかったりする時とかってあるんじゃない?そこで今回は、「パワーナップ(昼寝)の効用」をすこし解説します!
昼寝をすることによってパフォーマンスが上がる
昼寝をしたら集中力が上がる。これは実際の研究で証明されているみたい。NASAの研究では40分の睡眠によって宇宙飛行士のパフォーマンスそして集中力が上がったとか。また、前回の記事にも上げたように睡眠は脳の疲労を回復するという機能を持っているよ。適切な「昼寝」をすることは集中力を最大化させ従業員の作業効率をや感情面のコントロールを改善し、職場や生活における質を上げることに繋がること間違いなしだね!簡単にまとめると効果は以下のようなものがあります!
- 学習効果の増大
- 認知機能の回復
- 記憶力の増大
- 感情調整の改善
良い昼寝の方法
1.15-20分で昼寝は十分!!
昼寝をとる時間は15-20分で十分、逆に30分以上の睡眠は眠りが深くなりすぎて、目覚めが悪くなるよ!作業効率を上げる為の睡眠は短時間で済ませよう!
ちなみに1時間以上などの過度な昼寝は不眠の原因にもなってしまうので気をつけよう!またどうしても長い昼寝をとってしまうというような人がいればそれは夜間の睡眠の質を改善させた方が良いよ!(気になる方はこの記事をチェック!)
2.寝る前にコーヒーを飲もう
コーヒーの中に含まれているカフェインはみんなの眠気を改善させる。これはもうみんな知ってるよね。カフェイン自体は約15分で体に吸収される。つまり飲んでから効果を感じるまで少しタイムラグがあるんだ。そのタイムラグを昼寝に当てれば、作業効率を上げること間違いないぞ!!
しかしどのタイミングに飲むのかはとても大切なポイントになる。カフェインの半減期は8時間なんて言われているから、15時以降には飲まないようにしよう!
3.音楽でオン/オフをコントロール
睡眠中に60bpmの楽曲を聴くことによってリラックス効果に誘い15-20分の睡眠を最良なものにする。そして、昼寝が終わった後は120-150bpmのハイテンポな曲を聴くと作業モードに頭が切り替わるぞ。自分の好きなリラックスソングそしてハイテンションソングを用意しよう!
※BPM=beat per minutes 一分間のビートの数を示す言葉
4.お食事はベジタブルファーストで
空腹な状態で炭水化物(ご飯や麺)を過剰に摂取してしまったり、野菜よりも先に摂取してしまうとインスリンというホルモンがたくさん分泌され、過剰に副交感神経を優位にし食事後の眠気が最大化されてしまう。インスリンの活動を抑制し、過剰な眠気を抑えるためにも”野菜から食べる”、”野菜を多く食べる”ように心掛けよう。
5.睡眠に入る前のストレッチは首か背骨を伸ばすべし!
人間の脳がリラックスを感じるとき、副交感神経が優位になります。質の高い昼寝を得るためには副交感神経のスイッチをオンにすることが大切になるぞ!このときに首のストレッチや背骨のストレッチは特にお勧め。自律神経の影響を受けやすい背骨や首をストレッチすることによって一気にリラックス状態へと誘うことができるよ!
6.アイマスクを利用して昼寝の世界へ!
昼寝を快適にするためにもアイマスクを利用して昼光色の光を避けるようにしよう!アイマスクがない方はタオルなどを利用して実践してみてね!
昼寝でさらにウェルビーイング
昼寝の印象は日本だと怠慢なイメージに思われがちだけど適切なタイミングとやり方ですることができれば作業の質が上がり、生活の質が上がり、実は良いことしかないんだ。海外の有名な企業では昼寝を取り入れている会社もあるくらいなんだよ。
さあ、自身の作業の質を圧倒的に上げるために効果的な「昼寝」をトライしてみてね!
参考文献